五十肩でお悩みの方の治療例
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2026.03.30
皆さんこんにちは!自由が丘鍼灸院はりきゅうkokowaの長嶋です ^^
腕を動かす時に肩に強い痛みが起こったり、
夜寝ている時に肩の痛み起きてしまうなどお悩みの方、
今回はそういった五十肩(肩関節周囲炎)でお悩みの方の症例についてです。

五十肩(肩関節周囲炎)とは?
40~60代にかけて多く見られ、
・肩の痛み
・肩の動き(関節可動域)の制限
が主な症状です。
主な症状は大きく分けて以下の3つの段階で見られます。
1.強い痛みが出る時期(炎症期)
発症から数週間~数か月続く段階で、痛みが最も強い時期です。
・安静時痛:何もしなくてもズキズキと痛む
・夜間痛 :夜寝ている時に痛みで目が覚める、痛い方を下にして寝られない
・放散痛 :肩だけでなく、腕や指先にまで痛みが広がる感覚がある
2.肩が固まって動かなくなる時期(拘縮期)
痛みは少し落ち着いてきますが、関節が硬くなり、可動域が極端に狭くなる時期です。
・可動域制限 :肩が上がらない
・日常生活の不便:髪を洗う、服の着脱が困難、エプロンの紐を後ろに結べない
3.徐々に動くようになる時期(回復期)
関節の硬さが徐々に取れ、動かせる範囲が広がっていく時期です。
※整形外科受診を最優先すべきケース(レッドフラッグ)
・腱板断裂(腱板断裂):
肩の腱板が切れている状態
・切開沈着性腱板炎:
関節に石灰(カルシウム)が溜まり、急激に激痛が走る状態
夜眠れないほどの痛みがある場合や全く腕が上がらない場合は、
整形外科受診を最優先し、適切な診断を受けることが早期回復への近道です。
症例)五十肩/50代

【主訴】
右肩の重だるい痛み、動作時痛、可動域制限
【経過】
・昨年12月~痛みを感じるようになった
・1か月前に整体へ行き、数回治療を行った
施術後は特に腕に重だるさを感じ、痛みの頻度や範囲が徐々に広がり改善が見られなかったため、当院へ来院された。
【所見】
・三角筋前部、中部や烏口突起付近に痛みを感じる
・就寝時、重だるい痛みや寝返りで痛みはあるものの、激しい夜間痛なし
・特定の動作(挙上、外転、結髪、結帯)で痛みはあるが安静時痛はなし
・ドロップアームサインなど腱板断裂を示すものは見られなかった
・可動域制限が認められた
今回の施術
今回のケースでは、徐々に痛みは強くなっているものの、拘縮期に入っていると見られました。
その為、施術では
・周囲の筋緊張をゆるめ、血流を促進し、関節可動域を広げる
・インピンジメントによる可能性も考慮し、代償的に過緊張を起こしている筋肉へのアプローチを行う
・肩の動きに直接的に関係する箇所だけでなく、関連する腰椎の動きなど全身の調整を行う
・慢性的な鈍痛の緩和
を目的として施術を行いました。
最後に
今回のケースのように数か月かけて固まった組織は、必ずしも一度の施術で大きな変化があるわけではありません。
「動かせる範囲は同じだが、動かしたときのツッパリ感が少し軽くなった」という小さな感覚の変化や、
身体の緊張を減らし「動かしても大丈夫」と脳に教える段階も踏まえ、
炎症を落ち着かせつつ、セルフケアも踏まえながら焦らず治していくことがポイントです。
肩の痛みや腕の重だるさなど、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
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自由が丘鍼灸院はりきゅうkokowa